日常
個人や家庭でできる省エネ活動!ところでなんで省エネが必要?
2025.2.14

誰もがなじみのある「省エネ」。環境に良いというイメージはあるかと思いますが、なぜ省エネを行う必要があるかご存じでしょうか?
省エネを行う理由は、主に「地球温暖化の対策」「限りある資源の安定供給」などが挙げられます。
現在、日々消費されているエネルギーを作り出す過程で排出される二酸化炭素は地球温暖化の主な原因となっております。
技術の発展で家庭内で使う機器や自動車の普及が進み、それにより世界中の人々が使い続ける資源が近い将来枯渇し、これまで使っていた資源が使えなくなる可能性があります。
今後、安定供給し続けるためにも、今ある資源を長期間保てるように節約し安定供給していく必要があります。
家庭や個人で出来ることを考えていきましょう。
1. 省エネとは?

省エネとは「省エネルギー」の略で、主にエネルギー資源(石炭や石油、天然ガスなど)を無駄遣いせずに効率よく使うことをいいます。
一般的な機器でいうと、冷蔵庫・エアコン・洗濯機やパソコンや携帯電話など家庭内にあるものから自動車やバイクなどのガソリンを使うものもあります。
公共の電車などもエネルギーを使う乗り物になります。
上記のものをいかにして効率よく使うか、使う頻度を減らすかが課題になってきます。
また、使用する家電を省エネ製品やエコカーなどに切りかえ効率よくすることなども含め、省エネという言葉が用いられています。
2. 家庭・個人で出来る省エネは?

家庭で使用されるエネルギーの多くが電気になります。その電気をどう使っていくか、使わずに生活するかが省エネに結びついていきますので、私たちにどんなことが出来るかを紹介いたします。
① 電気をなるべく使わない
必要のない機器は止める・消すということが、最もシンプルで簡単に省エネをする方法と言えるでしょう。
少し意識するだけで省エネにつながるので、誰でもすぐに実践が可能です。
他にもこのような方法があります。
・頻繁に使わないもののコンセントは抜く
・ソーラーパネル付のものを使う
・電気使用量が多い時間帯を避ける
・洗濯の回数を減らす
できることはたくさんありますので、自宅でできる節電をぜひ見つけてみてください。
② 使用設定や使い方を見直す
よく『白物家電』といわれる冷蔵庫、電子レンジ、エアコンなど、使わなければ生活に支障が出てしまう家電もあります。その場合は温度設定の見直しをしましょう。
その中でも特に電力の高いエアコンは、冬は暖房を20℃、冷房は室温28℃が良いといわれていますが、そこまでは難しい場合でも1℃設定を変えることで、年間を通して見ると大きな差が出ます。
下記の表で暖房器具の消費電力の差を見ていきましょう。
暖房機器 | 消費電力 |
---|---|
エアコン | 105W~3500W |
オイル・ハロゲンヒーター | 500~1200W |
ホットカーペット | 200W~600W |
こたつ | 80W~160W |
電気毛布 | 75W |
やはりエアコンは消費電力が大きく電気代も高くなりがちです。特に、寒くなった部屋を暖めるための初期動作での消費電力は強く、電気代の消費が多くなっています。
エアコンを使わず暖める方法として、消費電力が少ないこたつや電気毛布を使うことで省エネに繋がります。
③ 省エネタイプのものを使う
使い方で省エネを考えるのも大事ですが、根本として家電は古ければ古いほどエネルギー消費が多くなります。家電を買い替えることで省エネの見直しも可能です。また、玄関やトイレなどの照明器具などは消し忘れがないように、センサータイプのものを使うことでも省エネに繋がります。
補助金を利用してお得に家電の買い替え!お得な方法を一覧でご紹介!で取り上げましたが、省エネ性能が高い家電(冷蔵庫やエアコン、LED照明)に替えると補助金申請もできるので、お得に買い替えが出来ます。ぜひ参考にしてください。
まとめ
少し考え方や、生活を見直すだけで電気の省エネというのは簡単に出来ます。
・夜早く寝ることで、照明の電気を節約
・室内にいるときも服装で体温調節をし、エアコンなどの機器の設定を見直し
限りある資源を有効活用していき、少しでも良い未来に出来ればいいなと思います。